「ほくろ除去」方法として最近病院やクリニックで多く採用されているのが、レーザーを使った除去方法です。
レーザー治療による「ほくろ」の除去は、安全性や皮膚に与える刺激も少なく、施術後の仕上がりもきれいなことから、多くの医療機関で行われ、また患者さんにも好評となっています。
また、現在、最もポピュラーな「ほくろ」除去法となっています。
レーザー治療による「ほくろ」の除去で代表的なものとしては、炭酸ガスレーザーとQスイッチヤグレーザーの2つがあります。
炭酸ガスレーザーは「CO2レーザー」とも呼ばれ、盛上がりのあるほくろや比較的小さなほくろやなどに主に用いられます。
除去したいほくろにレーザー照射をし、ほくろを構成している組織内の水分を蒸散させることにより、正常な皮膚細胞にはダメージを与えずに、異常なほくろの色素細胞のみを破壊します。
以前までの外科的ほくろ除去と比べても、「ほくろ」周辺の正常な皮膚組織部分に与える影響が少なく、治療自体も2〜3分程度の短い時間で終わります。
「ほくろ」の状態や部位にもよりますが、レーザー治療後、通常1週間〜2週間程度で傷が治癒し、新しいきれいな肌に生まれ変わります。
全ての「ほくろ」が1回のレーザー照射で「ほくろ」が除去されるとは限らず、できてから年数が長く経過している「ほくろ」などは数回のレーザー照射が必要な場合もあります。
また、レーザー治療による「ほくろ」除去した後の術部は、紫外線を吸収すると色素沈着を起こしやすくシミの原因となるため、医師の指示通りきちんとケアする事も大切です。
Qスイッチヤグレーザーは、主に平らな「ほくろ」の除去に使用します。
Qスイッチヤグレーザーは、メラニン色素のある細胞だけに反応し、健康な肌を傷つけることなくほくろを除去するのが特徴です。
またQスイッチヤグレーザーは、ほくろ除去以外に、シミ、そばかす、あざ、くすみの治療にも用いられます。刺青(タトゥー)の除去にも使われることもあります。
これらのレーザー治療によるほくろ除去は、皮膚科や美容外科、形成外科等で受けることができます。費用は1回5000円前後とお考え下さい。
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